こんばんは、ツイてる坊主です。
本日は斎藤一人さんのお弟子さんである、芦川政夫社長による「無敵の人生」というお話です。
芦川社長の過去は壮絶な人生でした。静岡県の伊豆の旅館の息子として生まれ、3歳の時に父と死別。
次の日から、その旅館で母と兄、弟は、一銭のお金ももらわずに、巷に放り出され、母は明日の糧として住み込みでお勤め、兄は親戚、芦川さんと弟は別の親戚に預けられました。
しかし、芦川さんと弟は、その親戚にいじめられ、近所の親戚にもいじめられたんだそうです。本当は母の近くで泣きたい年頃ですが、我慢するしかありません。
やがて、小学校6年生になった時に、東京のお店に預けられましたが、そこでは主人からいじめられ、同僚からもいじめられ、どうすることもできず、毎日、夜に布団をかぶって寝るのが精いっぱい。
でも、何とか家を建てなきゃいけないということで努力し、ようやく小さな家を建てることができました。
ところが、その矢先、弟の火の不始末で家が全焼。病院にかけつけた時、弟は大やけどだったそうです。「兄ちゃんごめん」とただそれだけを叫ぶ弟に対し、芦川さんはじっと手を握って一から出直そうと言いました。
次は、お菓子屋を作ることになります。その菓子屋も血をはうような努力と辛抱で、伊豆一番のお菓子屋を作り、これでやっと幸せな人生になる。
しかし、今度は、芦川さんの大事な娘が大病を患ってしまいます。神も仏もいるんだろうか。そう思いながらも、娘の病気のことで、一生懸命何とか頑張って立ち直ってほしい。そんな思いで娘に元気を与えていました。
そんな時、共同経営でやってたお菓子屋が、友達に裏切られてお金をとられてしまったんだそうです。人情って何にもないな。もう嫌だ、こんな人間の世界。
そして、芦川さんはなけなしのお金で東京へ。そこで、東京の下町に小さい喫茶店を作ることになります。この喫茶店で「奇跡」が起こりました。
それは斎藤一人さんとの出会いです。ひとりさんがお茶を飲みに、この喫茶店を訪ねてきたのです。
そこで、過去のお話をしたところ、ひとりさんは「まさちゃん苦労したね。もうその苦労やめな?」と言って、幸せになる方法を教えてくれたんだそうです。
まず、まさちゃん2つ約束しな。まず一つは、「顔につや」を出しな。まさちゃんね、成功してる人は全員が顔につやがあるよ。福相なんだよ。
その次に、言葉だよ。言霊といってね、「天国言葉」を話しな。
「ついてる、幸せ、うれしい、楽しい。。」これは今までなかったこと。よし、やってみよう!と、芦川さんは言われた通りに行動しました。その結果、ようやく幸せをつかむことができたのです。
ひとりさんが芦川政夫社長にかけた言葉は他にもあります。
まさちゃん、俺は未熟者、まさちゃんも未熟者、みんな、生きてるということは修行だよ。無敵の人生を目指す修行だよ。
まさちゃん、いつも笑顔でいるんだよ、なんでもいい、光るものをみにつけて、いつも笑顔でいようよ。人は太陽なんだよ。光るものをみにつけて、いつもそのことを忘れずにいようよ。
太陽のようにいつも、愛のある言葉を言おう。会う人、会う人が味方になってくれるよ。敵が一人もいなければ、この世は天国だよね。無敵の人生を歩こうよ。