みなさん、こんにちは!ツイてる坊主です。
本日は、斎藤一人さんが尊敬する小林正観さんから教わった、『「絶対に叶えたい!」と強く想ったことは実現しない』というお話をしたいと思います。
「引き寄せの法則」という言葉を聞くと、たまに、「強く願っていることが現実になるんでしょ?」と、間違った解釈をしてしまう人がいます。
本来、引き寄せを活用するためには、「想い」や「願い」ではなく、『ワクワク』を大切にしながら、今をいい気分で生きることが一番のコツです。
では、すでにこの「引き寄せの法則」を知って、実践しているにも関わらず、うまく引き寄せができない人がいるのはなぜか。
その理由は、ビジネスでも恋愛でも、目に見える形での『具体的な方法論』に着目した方が、「ノウハウ」や「テクニック」でうまくいくはず!と思ってしまうからです。
もちろん、その分野の知識やスキルが全く必要ない!と言っているわけではありませんよ。
最低限の勉強や経験を積んだ上で、人それぞれ、向き不向きもありますし、人によって、センスの良し悪しがあるのも事実です。
でも、何年も努力を続けているのに、全く芽が出ないのであれば、引き寄せがうまくいっていないわけですから、「ワクワク」ではなく、「想い」や「願い」に意識が偏っているのでしょう。
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「想い」や「願い」が強ければ強いほど、今をいい気分で過ごすことよりも、「努力」や「我慢」に重きを置いてしまうもの。
しかし、その考え方では、いつまで経っても、理想的な現実を引き寄せることができません。
今、あなたがやるべきことは、あなたが好きなこと、あなたがやりたいことを、素直にやってみることです。
例えば、好きなものを食べる、好きな映画を観る、気の合う仲間と会う、楽しく会話をするなど。
とにかく、『明るく笑顔でいられる時間帯』を大切にしてみてください。
そして、その後は、引き寄せを疑わずにお任せし、「夢はいずれ叶うものだ」と思いながら、あまり執着せずに、いい気分を持続させることが大事。
お店に入って注文をした後は、じっと待っていれば、頼んだものが目の前に来るのと同じで、あなたの夢も「絶対に叶えるぞ」と、強く想ったり、願ったりする必要はないんです。
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ところが、こういった話を聞くと、「そんなこと言ったって、ワクワクするような妄想しないと引き寄せられないんじゃないの?」って思いますよね。
確かに、オーダーを出すことと、執着心を手離すことは、真逆の考え方のように感じてしまいます。
そんな時は、執着の度合いを変えること。例えば、8:2の割合で、一日の8割は夢のことを考えてしまうにしても、2割は「その夢のことを全く考えない時間帯」にするなど、そうやって少しずつ、自我の執着心を解放させてみてください。
これまでずっと、楽しいはずの時間帯まで、「夢を絶対に叶えたい」「どうやったら叶うんだろう」と、そういった思考を続けてきたのであれば、その執着の割合を減らすだけでも、『引き寄せの効果』は出やすくなってきます。
本当は、一度オーダーを出したら「あとは完全にお任せ」で、一切執着せずに、淡々と日常生活を送り、いい気分になることを最優先していれば大丈夫。というよりも、そうした方が実現する確率は高くなるんです。
そして、あなたにとって、ちょうどいい時、ちょうどいい場所、ちょうどいいタイミングで、思い描いていた理想が、現実に現れるようになります。