こんばんは、ツイてる坊主です。
今日の斎藤一人さんの教えは「魂の成長」についてのお話です。
輪廻転生といって、人は何度も生まれ変わるという教えがあります。
そこで、魂を成長させるためには、自分自身が人に感謝できるようになること、そして、人からされて嫌なことはせず、人が喜ぶことをすること。
まず、たいていの悩みというのは、八方塞がりで行き場がないものですよね。だからこそ悩んでしまう。
ということは、右往左往するのではなく「上」に行くしかない。上だけは空いてるんです。
上にいくためには、悩みの種である問題に目を向けるのではなく、悩みの種が無い所に感謝すること。
例えば、あなたが所属する組織が30人のグループだとして、その中の5人にいじめや嫌がらせをされてるとします。
その時に、残りの25人からは何もされていない。この、何もされていないということに感謝できるかどうか。
一般的な考えだと、「は?私を苦しめるあの5人のせいで悩んでるのに何を言ってるの?」と思いますよね。
でも、もし、そのあたなの悩みを神様が意図的に与えているとしたら、どんな意味があるだろうかと、そういう視点で考えたことはあるでしょうか?
もしかしたら、あなたは当たり前のことに感謝ができない人なのかもしれない。
もしかしたら、あなたにも「人をいじめる性質」を持っているのかもしれない。
もしかしたら、前世であなたは人に嫌がらせをしていて、その因果を解消しているのかもしれない。
このような視点を持てるようになると、八方塞がりの状態から「上」へと、魂が成長していくので、少しずつかもしれませんが、問題が解決するようになってきます。
「そんなのきれいごとだ!ふざけるな!こんなに苦しんでいるのに何だよ!」と思う方もいるでしょう。
ところが、例えば、厳しい運動部に入部した学生が、先輩から伝統と称して、いじめや暴力など厳しい扱いを受けるとしますよね。
そうすると、なぜか、あれだけ嫌な思いをした人が、今度は、自分が先輩になった時、後輩に同じことをしてしまう傾向にある。
これを「因果が巡る」といって、親から暴力を受けた子が、大人になった時に同じことをするのと一緒です。これを、必ずあなたで断ち切らなければなりません。
だから、もし、あなたに悩みが出て、それが全く解決しないようなら、先ほど記したような様々な角度から、その問題の必然性と向き合ってみてください。
もちろん、「神的な観点」と「現実的な観点」、どちらも状況によるので、現実的に警察や周囲の人に相談することが必要な場面もありますので、その辺は偏りのないように気をつけましょう。