みなさん、こんにちは!ツイてる坊主です。
本日は、斎藤一人さんから学んだ『「素直に生きる」とは他人に従うことではない』というお話をしたいと思います。
よく、人間の成長には「素直さ」が大事といわれますが、この素直というのは、一体何に対するものなのか、ご存知でしょうか。
社会人として、大人として、人の意見に従うことが素直なのか、それとも、起きた出来事をありのまま受け入れるという意味での素直なのか。
いろんな概念の下で「素直」という言葉が使われますよね。
斎藤一人さんいわく、実は、『自分に対して素直になること』が一番なんだそうです。
自分の本心、本当の気持ちに嘘をつかず、素直になること。
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でも、たいてい世間では、自分の気持ちに素直になることが許されるのは、子供のうちだけ!と、そういった見方をされるものですよね。
いろんなことを我慢して、苦しみに耐えながら努力できる人が立派!と思われがちです。
ところが、散々苦労をしたあげく、いざ自分の人生を振り返ってみると、幸せになっていないと感じる人が多いという現状があります。
それはなぜだと思いますか?幸せになるために努力してきたのに、心が苦しい。現状にもたくさん不満がある。
こういった人に不足しているのは、自分に対する「愛」です。
自分をおろそかにしていると、自分自身が自分に対してそっぽを向いてしまいます。
要は、心に余裕がなく、がんばりすぎている状態なんですね。
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だから、日々の生活でストレスを感じやすい人は、自分に対して愛をもって優しくしてあげること。
具体的には、休みたい時は素直に休む、食べたいものは素直に食べる、着たい服を素直に着るなど、こういった自分に対する素直さに目を向けてみてください。
こういった話をすると、「そんな余裕あるわけないでしょ!!」「子供の学費だけで家計が大変!」と、そう思うかもしれません。
でも、そうやって、自分に厳しくすればするほど、その積み重ねの先に待っている現実は、さらなる苦労です。
また、自分が不幸になって苦労するだけでなく、不幸そうな顔を見ている家族も、だんだん苦しくなってきてしまいます。
なぜなら、普段からどんな人と一緒にいるかで、身近な人であればあるほど、その影響を受けてしまうからです。
あなたが「いい気分」を優先的に選んでいる時は、周りの人も「いい気分」を選択しやすくなります。
一方、あなたが「悪い気分」でいると、周囲も、何だか理由はわからないけど、モヤモヤした気分になってしまうんですね。
そういう波動は、自然と伝わってしまうものなんです。
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つまり、自分の人生も、他人の人生も、「自分の思い通りにいかない」ことに苦しむのではなく、 「自分の人生を自分で創っていく」ことを楽しむこと。
小さな幸せ、小さな感謝を探し出せるようになると、徐々に、幸せにしか目がいかなくなってきます。
これまでは、気付けば不幸なこと、イライラすることに、無意識に目を向けていたのでしょう。
これを性格のせいにする人もいますが、日々の習慣で「幸せ癖」を身につけるか、「不幸癖」を身につけるかは、あなた次第で決めることができます。
もし、幸せ癖が身についてきたら、もうそれ以降は、自分を愛し、自分を許し、自分に優しくしてあげるようにしましょう。
人の幸せに貢献する一番の方法は、あなた自身が笑顔で明るく生きることです。
『具体的な方法論の追求』に立ち返ってしまうと、また悩んだり苦しんだりすることになるので、そこだけは十分に注意し、「いい気分」や「素直さ」を大切にしてみてください。