解釈の達人|何をやってもうまくいく人の共通点【斎藤一人】

あの人が嫌いだ。あの人がゆるせない。

もっとこうしてほしい。なんでそんなことするんだ。

その人なりの正義感で、他人を否定してしまうことは、誰にでもあるのかもしれない。

ただ、あなたが否定している相手が、毎日幸せで、豊かで、愛とパワーに満ち溢れているとしたら、そこから何を学ぶべきなのか。

何をやってもうまくいく人の共通点。それは、解釈上手。

いい意味で、自分に都合のいい解釈をすることが得意だ。

だから、人や物事に対する「解釈のプロ」になると、この人生で何が起きようと、すぐに心が折れたり、精神が大崩れしたりすることは、次第になくなってくる。
.
.
さらに、行動が結果に結びつくことを知ると同時に、「考え方」が結果に結びつくことを知っているので、一時的な成功だけでなく、何をやっても何度でも再現性を持って、無理なく目標を達成することができるんだ。

この解釈のプロになるためには、外部の出来事に対して、応急処置を施すだけでなく、過去の経験から、考え方の引き出しをいくつか用意しておく必要がある。

例えば、あなたは過去に、ガムシャラな努力をして、受験に合格したり、甲子園に出場したり、大企業に就職したり、そういう一時的な成功体験があるとする。

しかし、その先の人生で、人間関係が変わり、環境が変わり、年齢を重ねるうちに、徐々に自信を失い、以前と同じような輝きを取り戻せなくなったとするよね。

その原因は、実は、行動の努力に問題があるのではなく、解釈の仕方(考え方)に、ちょっとしたズレが生じている可能性が高い。
.
.
ただ、今、そのことに気づいたのであれば、その時点から軌道修正することはできる。

それは、決して難しいものではない。

修正すべきポイントを知るためには、過去の成功体験を振り返る時に、結果ではなく、当時の自分が考えていたことに焦点を当てるだけ。

焦らず、じっくりと、その時の自分が、毎日何を想い、何を大切にしていたのか、それを一つ一つ書き出してみるといい。

きっと、今のあなたが、毎日考えていることとは違う思考プロセスが、いくつも見えてくるはず。

アメノミナカヌシ様、お助けいただきましてありがとうございます。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です