どの職場でも通用する人はお客さんを肯定する【斎藤一人】

こんばんは、ツイてる坊主です。

今日の動画音声は「相手に合わせて仕事を裁く」というお話。

ひとりさんが寺子屋講演会などを行うと、例えば、東京・関西・東北など、その地域によって講演に参加する人の「反応」に違いがあるんだそうです。

これは当然と言えば当然ですが、講演会で同じことを話していても、ワーッと盛り上がるところもあれば、あまり盛り上がらないところもあります。

だから「絶対にこの話は面白いからウケを狙えるだろう」と確信していた場面でも、たいした笑いが起きない!なんてこともあるわけです。

ただ、その時に、ウケの良し悪しによって、どこの人がいいという話ではなく、プロ意識を持っているのであれば、自分がそこの相手に合わせて仕事をする必要があるんですね

つまり、その環境に応じて話し方を変えてみたり、事例として挙げる内容を改良してみたり、そういったことをしなければならないということ。

これは板前さんでもそうですが、全国を旅した時に、どの地域に住んでいる人がどんな料理や味を好むのか、修行をして覚えて帰ってくるんだそうです。

そうすることで、自分のお店に来てくれたお客さんが関東の人であれば、塩加減でも何でも、関東の人が喜ぶような味付けにする

そして、今度は京都の人が来たと聞けば、京都風の味にして出すという、これが本当のプロというものなんです。

この話は、当たり前のことのようにも思いますが、意外とこのことがわかっていない人もたくさんいます。

例えば、「私はこの味で勝負しますから何も変えるつもりはありません」と、頑固さを貫くような人もいますし、それどころか、「あの客にうちの料理は理解できない」と、お客さんを否定するところもあるんですね。

そういった人は、いいように見れば「筋の通った職人」かもしれません。何度も訪問してくれる一定のリピーターも何人かいるのでしょう。

確かに、先祖代々の教えを守ることや、自分のプライドを譲らない精神を大事にするスタイルも、一つの魅力かもしれないし、それを評価してくれる人もいるかもわかりません。

しかし、お客さんが求めていることに応えようとせず、いつも自分の話をマイペースでしているような人は、「プロの仕事」ができていないんです

仕事に対してプロ意識を持っている人というのは、臨機応変に面白い話を研究し、相手が好む味を提供するなど、そうやって小さくて細かい改良を積み重ねられる人のこと

そして、この話を応用すると、今あなたがどんな職場で働いているにしろ、「自分だけがよければそれでいい」という考え方はいずれ通用しなくなります。

上司や部下、取引先、お客さんなど、相手によって対応の仕方を変える「技」を少しずつ覚えて学んでいくようにしましょう。