なぜ幸せに対する執着心を手放すと夢が叶うのか【小林正観】

みなさん、こんにちは!ツイてる坊主です。

本日は、斎藤一人さんが尊敬する小林正観さんから教わった、『なぜ幸せに対する「執着心」を手放すと夢が叶うのか』というお話をしたいと思います。

※おススメ著書:ありがとうの奇跡/小林正観

あなたには、何が何でも絶対に叶えたい夢や目標がありますか?

学校でも社会でも、何かそういう指標となるものを持って、努力をすることが「幸せ」ととらえることが多いですよね。

受験や就職、恋愛、結婚でも何でもそうですが、「絶対にこれだけは叶えたい!!」と思ったことは、努力に比例してきっと叶うはずだ。

この考え方を信じて努力し、実際に夢が叶った!という人は、すでに成功マインドが確立されている方なのでしょう

おそらく、『執着心』よりも「ワクワク」や「楽しい」などの感覚が勝っていることで、理想的な結果を引き寄せられているのだと思います。

ところが、人一倍がんばっているにも関わらず、途中で挫折してしまったり、なぜか邪魔が入ったり、いくらチャレンジしても結果が伴わないという人もいますよね。

努力をしている本人は、やる気満々で、周囲から見ても、誰よりも具体的な行動をとっていることに間違いはない。

とすると、これは一体、何が原因でそういう状態になってしまうのでしょうか。
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実は、「引き寄せの法則」の観点からいうと、目的に向かう過程での『心の状態』が、結果に大きな影響を与えているんです。

心の状態というのは、同じ行動をとるにしても、何を考え、何を思い、どんな意識で取り組んでいるかという、目には見えない部分のことです。

目には見えないからこそ、大切にできる人も少ないですし、信憑性や再現性を証明することも難しいというわけです。

例えば、同じ目的に向かって頑張っているAさんとBさんの2人がいるとします。

Aさんは、「これが叶ったら最高だな」とか、「日々成長できてて嬉しいな」と、今の自分を褒めたり、愛したり、喜んだりしています。

一方で、Bさんは、「夢が叶わなかったらどうしよう」、「もっと頑張らないとダメかも」と、未来を恐れたり、自分を責めたり、悲しんだりしています。

AさんとBさんは、どちらも、同じノウハウ、同じテクニック、同じ知識を駆使して、精一杯、何年も努力を継続してきましたが、なぜか、Aさんは見事に夢を叶え、Bさんは夢が叶いませんでした。

この過程を見て、何か気付いた点はありませんか?

Aさんは、叶った後の幸せを想像しながら、「いい気分」で努力していますよね。Bさんは、叶わなかった時のことを想像しながら、「悪い気分」で努力しています。

でも、どちらも「一生懸命がんばっている」ことに変わりはない
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もちろん、人間一人一人には、どの分野で伸びるのか、向き不向きや、才能、素質、センスなどもありますから、一概に、皆が皆、結果が出るわけではないでしょう。

しかし、もし、あなたの人生で、この現象が何度も何度も繰り返し起きているのであれば、「これは何かおかしいぞ!」と気付かなければ、この先も、現状を好転させることは難しいかもしれません

なぜなら、あなたの「強く願い、強く想えば、物事はうまくいくに違いない!!」という考え方は、間違っているからです。

おそらく、あなた自身も、身内や世間も、「そんなことはない!必死に努力するから人は報われるんだ!」と、そう頑なに主張すると思います。

では、ここで再度、改めて、引き寄せの法則を思い出してみてください。

もし、この宇宙を人間が創ったのであれば、もしかしたら、「必死の努力=みんなが幸せ」の構図になっていたかもしれません。

でも、実際は、神様が創造したといわれています。

だから、「どうにかして叶えたい」、「何としても手に入れたい」、「あの人はもう手にしているのに」、「絶対に私も欲しい」、「何で自分はうまくいかないの」、「あの人がうらやましい」など、現状に対して「不平不満の波動」を出しながら、劣等感を抱えた状態で努力をしても、宇宙が共鳴することはありません
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これからは、『苦しい=間違っている』と解釈するようにしましょう。

または、完全に夢をあきらめないにしても、「叶っても叶わなくても、幸せになれるように最善を尽くそう」くらいの、気軽な気持ちを大切にすることが大事。

不思議なことに、執着心を手放した途端に、いい話が舞い込んできたり、新たな展開が見えてきたりするものです

執着心を手放す方法は、「強い願いや想い」を一旦保留し、例えば、美味しい物を食べる、面白い映画を観るなど、「今すぐに無条件で実現すること」に目を向けること。

例えば、今日は何を食べようかな♪と考える時に、「食べられなかったらどうしよう」という思考は持ちませんよね。

「確実に願望が叶う」という前提で、食材を購入したり、料理をしたり、お店で注文を出したりするはずです。

このように、「こうなったら、ああなったら。。」という『条件付きの幸せ』の意識をなるべく緩めて、どんなに焦りがあろうとも、執着心を必要としない「豊かな波動」で生きることを、日々、大切にしなければなりません。

夢を叶えるためにも、そうやって執着心を手放した方が、「引き寄せの力」は働くようになります

この話は、少しわかりづらくて、ほとんどの人がつまづいてしまうポイントですが、ぜひ、自分の頭の中が一つのことに偏らないように、うまく意識を分散させながら過ごしてみてください。




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