社会人として働く中でのパワハラやモラハラはニュースで流れているように様々なケースで多々あると思います。

ただ、自分の経験上、最も恐怖を感じていた場面は家庭内でのパワハラやモラハラ。

それは自立をして社会人になってしまえば、引っ越し等で環境を変えることはできるにしろ、それまでの期間は強制的にその家庭に身を置くことになります。

それも生まれてから十何年という長い期間です。

また、大人になって年を重ねても、その当時の心の傷や記憶は一生残り続けるものになります。

ここで起こる家庭内でのパワハラやモラハラというものを社会問題化することは難しい部分があって、公にならない、他者の目からは見えない身内の空間で起こるというのが大きいです。

例えば、母親に毎日暴言を吐かれ放置され、父親からも暴言や暴力を奮われ、兄からも恐喝,盗難,暴行に遭った場合でも、それを子供が被害者として誰かに相談して住居を変える、または法的に訴えるケースといのは、物理的には可能だとしても相当ハードルは高いものです。

さらに、父親が地位や権力を持っていた場合、世間から見ると「両親の考えが正しい」そして「子供の主張は未熟な考え」という構図がぴったりとあてはまってしまうのです。

このように、ある意味、大人になってからのパワハラやモラハラ等の被害に遭った場合は、会社を辞めるか訴えるか副業をして独立するかという選択肢、結婚をしても離婚をするという選択肢、引っ越しをして環境を変えるという選択肢といった様々な打つ手、そして自由があります。

個人的には子供時代の逃げ場の無い環境と比較すると、それがどれだけ幸せなことなのか痛感しています。